今年も残り2カ月を切り、年末が近付くにつれ、様々な飲み会やパーティーが増えてくるのではないでしょうか？

ところが、楽しい時間を過ごす中で飲みすぎてしまい、二日酔いで後悔してしまった経験はありませんか？

後悔せず楽しくお酒が飲めるように、二日酔い対策をしっかりと考えてみませんか？

というわけで、今回は効果的な二日酔い対策をまとめます。

楽しい時間を過ごすために、ぜひ参考にしてくださいね！

二日酔いの症状と原因は？

そもそもなぜ沢山お酒を飲むと二日酔いになってしまうのでしょうか？

二日酔いの症状や原因はいくつかあります。その中でも代表的なものを紹介します。

脱水症状

お酒を楽しむ中で気をつけたいものの一つが、脱水症状のリスクです。アルコールと水分バランスは繊細なもので、知らず知らずのうちに脱水症状に陥ることがあります。脱水症状になると、頭痛、めまい、口の渇き、尿の濃色化などがさまざまな症状が現れます。

アルコールが体内に入ると、抗利尿ホルモンの分泌が抑制され、尿の量が増加します。これにより、正常時以上に体内から大量の水分が排泄・失われることで、脱水症状が起こりやすくなります。

さらに、アルコールが肝臓で代謝される際に生成されるアセトアルデヒドも脱水症状に寄与するらしいです。アセトアルデヒドは体内の水分を奪い、二日酔いの症状を引き起こす主要因の一つとされています。

頭痛と吐き気

頭痛や吐き気も、お酒での楽しい気分を損なう二日酔いの代表的なリスクです。

頭痛の原因の一つは、上で説明した脱水症状です。また、アルコールによる一時的な血管の拡張も頭痛の一因であると考えられています。

吐き気の原因としては、まず胃への刺激があります。アルコールは胃を刺激するため、胃の不快感や吐き気を引き起こすことがあります。また、中枢神経系への影響も吐き気を引き起こす一因です。アルコールが中枢神経系に作用することで、吐き気の感覚が引き起こされることがあります。

飲酒前に出来る二日酔い対策！

飲酒前に食べる

おなかを空かせたままアルコールを摂取すると、アルコールがよりダイレクトに吸収されてしまい、悪酔いし、二日酔いになるリスクが高まります。

ですので、飲み始める前に、アルコール吸収時の緩衝材役となる食事を摂っておくことで、アルコールの吸収を緩やかにでき、二日酔いのリスクを低減でさせましょう。

水分補給をこまめにする

アルコールには利尿作用があります。また、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの代謝・排泄には大量の水分が必要となります。

よって、飲酒時には必ず水分をこまめに摂取しましょう。

飲み過ぎた後にも、とにかく水分を摂取することが非常に大切です。水分を十分に摂取せず、酔った状態で就寝すると、就寝しながら脱水症状が進行し、深刻な二日酔いのリスクになります。さらに、嘔吐してしまった場合も、水分の補給が非常に重要です。

したがって、飲酒後にも必ず十分な量の水分を摂取しましょう。

アルコールの種類に気を付ける

アルコールの中には、二日酔いの原因となる成分が含まれているものもあります。可能な限りピュアなお酒や、添加物の少ないものを選んで飲むようにしましょう。

また、特に現在流行りのストロング系缶酎ハイなどの安酒は、頭痛や吐き気などの症状が生じやすく、悪酔いや二日酔いの原因になりやすいようです。

アルコールの質が悪い安酒は、手軽に酔えるかもしれませんが、楽しく酔い、二日酔いを回避するためには、そうしたお酒は避けるべきでしょう。

レモンやジンジャーを活用する

レモンやジンジャーにはデトックス効果があり、二日酔いの症状を緩和する効果が期待できます。

飲み物に加えて摂ると良いですね。

市販の二日酔い対策グッズを活用する

市販で手に入る二日酔い対策グッズの活用も、二日酔い対策には非常に有効です。数多く存在する二日酔い対策グッズの中でも、代表的なグッズを紹介します。

二日酔い対策に特化した薬系グッズ

二日酔い対策に特化した薬系グッズは特に強力な二日酔い対策になります。

特に「ミラグレーン」などは、適切に摂取することで、大幅に二日酔いのリスクを低減することが出来ます。

頭痛や吐き気を抑制するクルクミン配合ウコン系グッズ

「ウコンの力」などのウコン系ドリンクは、非常に強力な二日酔い対策グッズになります。

ウコンには、胆汁の分泌を促進するクルクミンという成分が含まれています。胆汁には二日酔いでつらい症状を引き起こす主原因であるアセトアルデヒドの分解を促す作用があるので、ウコンの摂取は二日酔い対策として非常に有効です。

ウコンのチカラなどのウコン系グッズは、小さな容器に入っているものが多いので、飲み会に向かう道で購入し、カバンやポケットに入れて用意しておくといいでしょう。

尚、ウコン系ドリンクは、飲酒前に飲んでおくと特に有効であると言われているようです。

肝臓を助けるオルニチン含有しじみ系グッズ

古くから二日酔い対策といえば「しじみ」ですよね。

シジミには肝臓を助けるオルニチンという成分が豊富に含まれているので、二日酔い対策に非常に有用です。

サプリメント系グッズ

アルコールの分解を助ける、ビタミンB群配合サプリメントやアミノ酸配合サプリメントも二日酔い対策に有効です。

荒れた消化器系を整える胃腸対策グッズ

アルコールで荒れた消化器系の状態を整えることも、二日酔い対策として有効です。

胃もたれや吐き気に効果的な市販の胃薬や、腸内環境を整え、不快な胃腸症状を軽減するための整腸薬などを摂取するといいでしょう。

飲み過ぎには注意を！

もちろん、最も効果的なのは飲みすぎないことです。

自分の限度を知り、断る勇気も必要です。

近年飲みにケーション対する批判的な意見やアルハラに対する問題の指摘など、アルコール、飲酒の場における倫理に関していい方向に改善しつつあるように思えます。

お酒はハラスメントをする道具でもされる道具でもありませんし、とにかく楽しい時間を大切にしましょう。

まとめ

楽しいイベントや飲み会も、後での二日酔いが心配ですよね。しかし、これらの対策を実践することで、より快適な飲み会を楽しむことができます。是非、今年の忘年会やクリスマスパーティー前にチェックして、無理なく楽しい時間を過ごしましょう！

どれも手軽にできる対策ばかりですので、ぜひ実践してみてください。

良いお酒と良い仲間との時間を存分に楽しんでくださいね！