第100回の記念大会となる2024年の箱根駅伝「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走」は2024年1月2～3日の2日間におよび熱い戦いを繰り広げます。

往路のスタートは、1月2日午前8時で、東京都大手町の読売新聞社前をスタートして、神奈川県箱根・芦ノ湖までの全5区間（107.5 km）を走ることとなります。復路は1月3日午前7時に箱根をスタートし、全5区間（109.6 km）を走ることになります。往復で合計10区間（217.1 km）におよぶ非常にハイレベルで過酷なレースとなります。

前回圧倒的な勝利を飾った駒沢大学が今回も制覇するのか？それとも王者奪還を目指す青山学院大学などの他校が駒澤大学の勝利を阻むのか、その動向が注目されます。

以下は現在までの速報状況と、トップ5のタイムや差を含む注目すべき記録についてのまとめです。

1区 – 駒澤大学・篠原倖太朗選手が区間賞を獲得

レース概要

駒澤大学の篠原倖太朗選手が区間賞を獲得し、前回箱根4区から驚異の22区間連続トップを記録しました。篠原選手のこの偉業は、箱根駅伝の歴史においても注目に値する成果です​​。

記録

大手町→鶴見：21.3 km

区間最高記録：吉居大和（2022年：中央大）01:00:40

1. 篠原倖太朗（駒澤大学）01:01:02
2. 桑田大輔（創価大学）01:01:25
3. 野村颯斗（城西大学）01:01:26
4. 西村翔太（日本大学）01:01:28
5. 兵藤ジュダ（東海大学）01:01:33
6. レマイヤン（駿河台大学）01:01:34
7. 西脇翔太（帝京大学）01:01:36
8. 大湊柊翔（明治大学）01:01:37
9. 荒巻朋熙（青山学院大学）01:01:37
10. 三浦龍司（順天堂大学）01:01:38
11. 高槻芳照（東京農業大学）01:01:45
12. 間瀬田純平（早稲田大学）01:01:53
13. 西川千青（大東文化大学）01:01:57
14. 宮岡幸大（法政大学）01:02:03
15. 九嶋恵舜（東洋大学）01:02:08
16. 北村惇生（山梨学院大学）01:02:13
17. 伊地知賢造（國學院大學）01:02:35
18. 林虎大朗（立教大学）01:02:47
19. 溜池一太（中央大学）01:02:51
20. 稲見峻（中央学院大学）01:02:53
21. 巻田理空（神奈川大学）01:02:59
22. 山本龍神（国士舘大学）01:03:10
23. 平島龍斗（日本体育大学）01:03:36

2区 – 青学大・黒田朝日選手が7人抜きで区間賞

レース概要

青山学院大学の黒田朝日選手が、7人を抜いて区間賞を獲得。彼の力強い走りは、青山学院大学の逆転のきっかけとなりました​​。

記録

鶴見→戸塚：23.1 km

区間最高記録：ビンセント（2021年：東国大）01:05:49

1. 黒田朝日（青山学院大学）01:06:07
2. 鈴木芽吹（駒澤大学）01:06:20
3. 平林清澄（國學院大學）01:06:26
4. 山口智規（早稲田大学）01:06:31
5. ムチーニ（創価大学）01:06:43
6. 梅崎蓮（東洋大学）01:06:45
7. 並木寧音（東京農業大学）01:07:03
8. 斎藤将也（城西大学）01:07:15
9. キピエゴ（山梨学院大学）01:07:22
10. キップケメイ（日本大学）01:07:31
11. 松永伶（法政大学）01:07:33
12. 久保田徹（大東文化大学）01:07:35
13. 花岡寿哉（東海大学）01:07:37
14. 吉田礼志（中央学院大学）01:07:59
15. 吉居大和（中央大学）01:08:04
16. 山中博生（帝京大学）01:08:10
17. カマウ（国士舘大学）01:08:22
18. 小林篤貴（神奈川大学）01:08:58
19. 浅井皓貴（順天堂大学）01:09:03
20. 国安広人（立教大学）01:09:54
21. 新山舜心（駿河台大学）01:10:13
22. 山口廉（日本体育大学）01:10:54
23. 児玉真輝（明治大学）01:11:15

3区 – 青学大・太田蒼生選手が日本人初の1時間切りでトップ

レース概要

青山学院大学の太田選手が、日本人選手として初めて1時間を切る区間タイムを記録し、トップでたすきをリレー。彼のこの記録は、今大会のハイライトの一つです​​​​。

記録

戸塚→平塚：21.4 km

区間最高記録：ビンセント（2020年：東国大）00:59:25

1. 太田蒼生（青山学院大学）00:59:47
2. 佐藤圭汰（駒澤大学）01:00:13
3. キムタイ（城西大学）01:01:29
4. 安藤風羽（日本大学）01:01:56
5. 青木瑠郁（國學院大學）01:01:56
6. 小林亮太（東洋大学）01:02:03
7. 辻文哉（早稲田大学）01:02:39
8. 馬場賢人（立教大学）01:02:48
9. 柴戸遼太（帝京大学）01:02:57
10. 宇津野篤（神奈川大学）01:03:26
11. 杉彩文海（明治大学）01:03:30
12. 生駒直幸（国士舘大学）01:03:45
13. 漆畑徳輝（日本体育大学）01:03:45
14. 海老沢憲伸（順天堂大学）01:03:57
15. 鈴木天智（東海大学）01:03:59
16. 入浜輝大（大東文化大学）01:04:02
17. 野田晶斗（法政大学）01:04:07
18. 古橋希翁（駿河台大学）01:04:11
19. 山森龍暁（創価大学）01:04:19
20. 中野翔太（中央大学）01:04:33
21. 伊藤秀虎（中央学院大学）01:04:42
22. 高木翔瑛（山梨学院大学）01:05:24
23. 長谷部慎（東京農業大学）01:06:40

4区 – 青学大・佐藤一世選手がリードをさらに拡大

レース概要

青山学院大学の佐藤一世選手が、駒澤大学の山川拓馬選手を大きく引き離し、リードを1分27秒に広げました。この区間での青学大の優位性が際立っています​​。

記録

平塚→小田原：20.9 km

区間最高記録：ビンセント（2023年：東国大）01:00:00

1. 佐藤一世（青山学院大学）01:01:10
2. 松山和希（東洋大学）01:01:37
3. 湯浅仁（中央大学）01:01:44
4. 辻原輝（國學院大學）01:01:59
5. 山中秀真（城西大学）01:02:06
6. 山川拓馬（駒澤大学）01:02:32
7. 黒岩勇禅（中央学院大学）01:02:32
8. 吉岡大翔（順天堂大学）01:02:33
9. 末次海斗（帝京大学）01:02:35
10. 西田大智（国士舘大学）01:02:45
11. 中山凜斗（立教大学）01:02:45
12. 小泉樹（法政大学）01:02:48
13. 石塚陽士（早稲田大学）01:02:50
14. 東泉大河（駿河台大学）01:02:52
15. 野沢悠真（創価大学）01:03:03
16. 野島健太（東海大学）01:03:04
17. 和田瑛登（山梨学院大学）01:03:07
18. 西代雄豪（大東文化大学）01:03:39
19. 原田洋輔（東京農業大学）01:03:54
20. 大森椋太（日本体育大学）01:04:20
21. 宮本陽叶（神奈川大学）01:04:54
22. 森下翔太（明治大学）01:05:46
23. 久保昇陽（日本大学）01:06:16

5区 – 青学大が往路新記録で往路優勝、前回王者駒澤大は惜しくも2位に終わる。山登りは城西大・山本唯翔選手が2年連続で制す。

レース概要

青山学院大学が5区を終え、往路優勝を飾りました。この区間でも安定した走りを見せ、他校との差をさらに広げることに成功しました。

記録

小田原→箱根：20.8 km

区間最高記録：山本唯翔（2023年：城西大）01:10:04

1. 山本唯翔（城西大学）01:09:14【区間新】
2. 若林宏樹（青山学院大学）01:09:32【区間新】
3. 金子伊吹（駒澤大学）01:10:44
4. 菊地駿介（大東文化大学）01:11:41
5. 倉島啓人（駿河台大学）01:12:01
6. 工藤慎作（早稲田大学）01:12:12
7. 山本雷我（国士舘大学）01:12:18
8. 細迫海気（法政大学）01:12:32
9. 吉田響（創価大学）01:12:38
10. 緒方澪那斗（東洋大学）01:12:46
11. 弓削征慶（山梨学院大学）01:12:59
12. 三好紘生（日本体育大学）01:13:00
13. 石井一希（順天堂大学）01:13:06
14. 山崎草太（中央大学）01:13:23
15. 山本羅生（立教大学）01:13:23
16. 柴田大輝（中央学院大学）01:13:36
17. 上原琉翔（國學院大學）01:14:11
18. 吉村颯斗（東京農業大学）01:14:11
19. 大橋優（日本大学）01:14:40
20. 尾崎仁哉（帝京大学）01:15:05
21. 吉川響（明治大学）01:15:13
22. 喜早駿介（東海大学）01:15:20
23. 大泉真尋（神奈川大学）01:15:33

引き続き、この歴史的な大会の最新情報をお届けします。